2021.09.28
大分市内の歯科技工工場の安全祈願祭が執り行われました。
今日は神事について少しお話します。 通常工事の着工前には建設会社さんが主催する「安全祈願祭」が執り行われます。
お客様,近隣の方々,施工関係者が一堂に会して工事の安全を祈願する大切な行事です。 中でも神社の神主さんが行う「神事」がメインイベントになります。
その神事の中でも今日は「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」について説明します。
玉串奉奠は関係者がこの地で工事を行い建物を建設するにあたり,「玉串(写真01)」に自分の心を託して神様に安全を祈願する作法です。
玉串は神様が宿ると言われている榊(さかき)という木の枝に,紙垂(しで)などを結びつけたものです。 この玉串を「祭壇(写真02)」に祈願と共にお供えします。 祭壇には季節の野菜や果物,魚等を並べ神様へ捧げます。
安全祈願祭は建物の施工に関係する部分では一番最初に行われる神聖な行事です。