設計担当の大事な仕事のひとつである建物を設計することにセンスが必要なのは間違いありません。プロジェクトの成否は設計者が握っていると言っても過言でなはいでしょう。センスとは生まれついて備わっているものでなく、知識の積み重ねです。そのため、勉強も継続的にしていかなくてはいけません。資格取得も必須です。好奇心と継続性が求められます。
デザインの知識はもちろんですが、法律の知識、環境の知識、材料の知識、納まりの知識等がセンスの素となります。一朝一夕に身につくものではありませんので、先輩技術者から教わり、理解し、身につけていって下さい。勉強会などを随時開催し、知識の共有化を図っています。分からないことはどんどん質問して下さい。
現在の設計業務はCADを利用することが前提です。そのためCAD技能の習得が必要です。最近では顧客から求められるレベルも上がり、3Dパースの作成も必要な技能と なっています。また、建物を建てるためには確認申請などの手続きが必要となります。これもPCにて作成するため、文章作成ソフトや表計算ソフトの作業も多くありま す。情報取得もインターネットを活用することが多くあり、そういった知識も役に立つので積極的にPC操作に慣れておいて下さい。
現在、大有設計には一級建築士、構造設計一級建築士、二級建築士、設備士、建築積算士、2級 福祉住環境コーディネーター、インテリアコーディネーター、インテリアプランナー、カラーコーディネーター等の有資格者が在籍しています。業務内容は、公民から民間まで幅広く、設計業務をはじめ、施工監理やプロポーザルへの参加も行っています。入社後は、上司の指導のもと、図面の作成や申請業務、打ち合わせへの同行を行いながら経験を積んでいきます。同時に資格取得を目標に、各自勉強に励んでいます。資格取得後はさらなるステップアップを目指せる環境です。
設計とは『建築』を「如何に考え」、「如何に表現し」、「如何に伝えるか」を表した言葉だと思います。設計には建築の魅力が詰まっています。魅力は時間を超えます。
魅力的な建築物はそこにあります。